タイヤを交換するときってどんな状態?
タイヤの磨り減りだけならタイヤだけの交換という方法もありますがタイヤ・チューブセット交換のほとんどがタイヤの破れによるパンクした場合です。。下の写真はタイヤ破れの典型例です。お客様が見ても「あ~、こりゃだめだ~(><)」ってわかりますよね~^^; こういうはっきりした状態であればお客様自身が4,200円(後輪)でも直すのか、「4,200円出すなら買い換えるわ!」と判断できると思います。
ただ上の写真は十分乗ってすり減り、破れたタイヤです。
実は自転車のタイヤにもかなり『質』の『良い悪い』の差があります。以下の写真は『質』のかなり悪いタイヤです。見ても分かる通りタイヤパターンがまだすり減ってもいないのにヒビや割れ、破裂を起こしています。過度の安値自転車や安値自転車修理店ではこういったタイヤが使われています。せっかく高いお金を出してタイヤ交換するのに、わずかな差額でこういったタイヤに交換されてしまうと、ひどい時は半年ももたない事があります。(実際仕入れ値も2~3倍違います)
電話やネットで最安値を一生懸命調べる方もおられますが、決して同じ『質』のものではないというのが自転車の『タイヤ交換』または『チューブ交換』等の部品交換の怖さです。当店のタイヤは世界の自転車レースにも採用される信頼あるIRCやmade in Japanを多く作るPanaracerのタイヤ、チューブにて交換させて頂いておりますので、安心してご用命ください。
●下の写真を見てください。
この画像はパソコンで
「自転車タイヤ 破裂」
で検索した画像いくつか集めた画像です。
よ~くタイヤのトレッドパターンを見てください…
一通り見たら上の6枚の写真を見てください。
おわかりですね!
上の写真は私が撮したものですが、下段中央以外は下の写真のものと皆同じタイヤです。
そうです。破裂するタイヤのメーカー、モデル名は、ほぼ特定できるほど同じタイヤです。
このタイヤは自転車業界でも超有名な最悪最劣悪格安タイヤです。
しかし驚くなかれ、日本で売られている格安、中格安のママチャリ系自転車にはこの劣悪タイヤが装着率80%以上です!
「タイヤは命を乗せる部品」
と言われるほど大切な部品です。
「私は安もんでいいわ!コケても自己責任だから!」
と言う方が時々おられます。
どうでしょう?
走行中にタイヤが破裂して、操舵不能になり自転車が想定外の動きをして前を歩いている小さな子供やお年寄りに衝突したら…
また転んでご自分で乗せている自分の子供が頭からアスファルトに叩きつけられたら…
脅しでは決してありません。
この事例はお客様が体験した本当に起きた事故です。
タイヤのにならず、これはブレーキ故障にも言えます。
「安物でええ!」「どうせチャリやし!」は決して「自己責任」とは言えないのでしょうか?
安全は社会のモラルと責任と私は思っています。
●当店で一般車(いわゆるママチャリ24・26・27インチ)のタイヤ交換に使われるタイヤ。
IRC City pop(日本製) 耐久性が非常に高く、摩耗性に優れ軽く、乗り心地が非常にいいです。
●空気入れすぎ大爆発
下の写真は空気入れ過ぎのため、大爆発!!!
チューブは破裂して、もっとすごいのはビード(タイヤの内側とホイールの内側を引っかける為のワイヤー)までがひん曲がっている!
もう、こうなってはタイヤもチューブも使えません(~_~)
●「ど根性乗り切りタイヤ」
下の写真はすごい!上が新品、下がど根性タイヤ。ここまで擦り切れるまで乗れるのは日頃の空気管理がしっかりしているからなんです。ほとんどの方は空気の増減によるタイヤサイドの割れで「タイヤご臨終・・・。」ですが、このお客様は3日に一度空気をちびちび充填していたそう。それにしてもすごいな~^^;